家族信託~不動産活用の事例

投稿日:2017.04.24

仕事柄、士業専門家の方と話すことが多いのですが、先日は、実際に信託契約の当事者となった方のお話をうかがう機会がありました。

実家不動産の所有者である父親は、以前より将来不動産をどうしたいかというご希望がはっきりしていました。ところが、母親(本人の妻)を亡くした頃から、体力気力の減退が見え始め、家族が心配していたところ、信託との出会いがあったそうです。
長男であるその方は、受託者として専門家と何度か打合せ、父親を含め不動産活用の方法を検討しました。そして、委託者である父親が認知症になったとしても、検討しているいずれのケースにも対応できるように信託契約を作成していったことにより、大変安心しておられました(建替えや、信託不動産を担保にした借入れなど)。現時点では、まだ具体的に不動産に手を入れたわけではありませんが、隣家との境界確定の際、父親に代わって、受託者として署名捺印し、相手の方も理解を示してくれ問題なくスムーズに進められた、ということでした(実家近くに住んでいて周知されていることもあるようですが)。
専門家との打合せには、もうひとりの相続人であるお姉さんも同席し、家族みんなが承知したうえで進めていったとのことです。
「信託ありき」ではなく、あくまで家族会議の中での答えが「信託」だったのだなと実感させられるお話でした。
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