相続税申告で漏れやすい財産 ~JAの火災保険

2020年10月19日

JAの火災保険には、建物更生共済と火災共済の2種類があります。建物更生共済は、満期共済金が支払われる貯蓄型の火災保険です。一方、火災共済は掛け捨て型の火災保険です。

相続税申告で漏れやすいのは、貯蓄型の建物更生共済(通称:建更、タテコウ)です。建更は相続時の解約返戻金相当額が相続財産となります。一般的に民間の火災保険は掛け捨て型が中心となっているので、相続財産としてつい忘れがちになりやすい財産の1つです。相続税申告の対象者の場合、申告漏れとならないように、亡くなられた被相続人が建更を契約していたことを、忘れずに専門家の税理士に伝えてください。

なお、建更の相続手続は相続された相続人が契約を継続する場合、契約者変更の相続手続を行い、継続しな場合は解約手続きを進めることとなります。

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